コザクラインコの嘴形成不全
- ハーブ動物病院スタッフ
- 6月30日
- 読了時間: 1分
更新日:7月21日
こんにちは。
ハーブ動物病院です。
今回は嘴形成不全の症例を紹介します。
嘴形成不全とは
PBFD、鳥クラミジア症、疥癬症といった感染性や脂肪肝症候群、栄養性といった非感染性が原因で嘴に異常が見られ、噛み合わせが悪くなってしまった状態です。
症例:コザクラインコ、性別不明、1歳未満
主訴:嘴の異常
年齢が若齢であり、出血傾向はみられなかったため、先天性もしくは栄養性嘴形成不全と判断しました。
診断:嘴形成不全
治療:嘴のトリミング
嘴がかなり肥厚していたため、ニッパーでトリミングをすることは難しく、歯科用ドリルを使用してトリミングしました。
その他、一般状態に問題はないため、その後は経過チェックとしています。
原因によっては、トリミングだけではなく、投薬なども併せて行います。
以上です。