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ウサギの去勢手術

更新日:2020年10月24日


こんにちは。

ハーブ動物病院です。


ウサギの避妊手術については以前ブログでお話ししましたが

(ブログはこちらから→ https://buff.ly/3e3e1rD )

今回は去勢手術の流れをお話しします。


雌の避妊手術は主に子宮疾患の予防のために行われますが

雄は精巣疾病の予防に加え、マーキング(スプレー行動)を減少させるために行います。

雄の場合は未去勢の子に比べて、性格が穏やかになるとも言われています。


去勢手術の場合は基本的に日帰りで行い、術前には血液検査、抗生剤と痛み止めの注射、皮下点滴を行います。


以下、術中の写真を掲載いたします。



ウサギの場合は切開線をそれぞれの精巣の真上に入れ、慎重に取り出します。

犬猫は左右の精巣の真ん中に切開を入れます。

持ち上げているのが精巣本体です。

取り出した精巣がこちらです。

当院ではサンダービート(血管を切る際に超音波と電気メスを同時に使って組織を凝固し切離する手術機器のシステム)を使用するため、ほとんど出血はありません。

その後は犬猫と同様に麻酔からしっかりと覚めたことを確認し、終了です。

術後1週間で傷口チェックを行います。


当院ではウサギの避妊・去勢手術も行なっております。

手術を迷われていたり、ご不明点があればご相談下さい。


埼玉県川口市のハーブ動物病院より

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