こんにちは。
ハーブ動物病院です。
今回はウサギの不正咬合についてご紹介します。
症例:ライオンラビット2歳、去勢オス
この症例は先天的な不正咬合があり、定期的に切歯をカットしています。
先天的要因‥上顎の歯隙形成不全、頭蓋骨の形成不全などの遺伝的要因
ロップイヤーなどの短頭種に多いといわれています。
後天的要因‥顎の骨折や歯の破損などの外傷、不適切な餌、栄養疾患
当院では、無麻酔で動物用歯科ユニットの電動歯科用バーで切削します。
Before
After
処置時間は5分ほどです。
露髄しない範囲でなるべく短くしました。
定期的な処置が必要であるからこそ、なるべく負担を減らしてあげることを心がけています。
以上です。
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